電気と電子のお話

用語解説

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◆   0 (論理の) : 0 には、論理のゼロと数字のゼロとがある。論理のゼロは、true / false の true と同義である。

◆  0ABJ : 一般の電話の、電話番号の体系である。0423-26-1234 のような 10 桁の数字からなる。

◆  1 (論理の) : 1 には、論理の 1 と数字の 1 とがある。数字の 1 は、0、1、2、3 ・ ・ ・ の 1 である。論理は、TRUE / FALES (真 / 偽)の 2 値を持ち、TRUE が 1、FALES が 0 である。

◆  10 BASE-T : LAN ケーブルの規格の 1 つ。ケーブル長は、最大 100 m で、トリー状の配線となる。総延長距離は、通常のビジネス用には充分である。

◆  10 進カウンタ : 10 進数を使用するカウンタで、0〜9 の次は桁上がりする。

◆  10 進数 : 我々が使っている最も普通の数の体系である 10 進法による数。0〜9 の次は桁上がりする。

◆  10 進法 : 我々が使っている最も普通の数の体系である。0〜9 の次は桁上がりする。

◆  12 時間制 : 1 日の 24 時間を、午前の 12 時間と、午後の 12 時間とに分ける方式。

◆  16 進数 : 16 進数は、基本的には、2 進数の変形である。すなわち、16 = (22)2 である。

◆  1 G : 第 1 世代携帯電話の略。1 G は、主に携帯電話として、1970 年にスタートした、アナログ式電話のサービスである。

◆  1 括シールド : たとえばケーブルにおいて、各々の芯線ではなく、ケーブル全体を一括してシールドすること。

◆  1 次遅れ : 最も基本的な遅れである。ステップ応答では、出力がは直ちに立ち上がる。1 次フィルタと同じである。

◆  1 次遅れ+無駄時間 : 1 次遅れ無駄時間とが組み合わさった特性である。一般的な遅れは、この 1 次遅れ+無駄時間 で近似することができる。

◆  1 次側(トランスの) : トランスの巻線は、入力側を 1 次側、出力側を 2 次側と呼ぶ。

◆  1 次局(HDLC の) : HDLC は親子式のデータ伝送システムである。親を 1 次局、子を 2 次局という。

◆  1 次電池 : 普通の使い捨ての電池。これに対して充電可能の電池を 2 次電池という。

◆  1 次フィルタ : 最も基本的なフィルタである。1 次ローパスフィルタの回路は、1 段の RC フィルタである。

◆  1 次ローパスフィルタ : 低周波成分を通過させ、高周波成分を阻止するフィルタである。RC フィルタである。

◆  1 点アース : 共通インピーダンスを ほぼゼロにする 優れたアースの方式。アースポイントを 1 点に集める方式である。1 点グラウンドともいう。

◆  1 点グラウンド : 共通インピーダンスを ほぼゼロにする 優れたアースの方式。アースポイントを 1 点に集める方式である。1 点アースともいう。

◆  24 時間制 : 1 日を午前と午後とに分けないで、0〜24 時で数える方式。これに対して、1 日を午前/午後 それぞれ 12 時間とする 12 時間制がある。

◆  2 G : 携帯電話の世代を分けて呼ぶ呼び方。第 2 世代のこと。第 1 世代がアナログ方式であったのに対して、第 2 世代以降は、ディジタル方式である。

◆  2SC1815(トランジスタの形番) : 代表的な小信号用 トランジスタの形番である。

◆  2 次遅れ : 1 次遅れと並んで、遅れ(フィルタ)の代表的な特性の一つ。伝達関数の分母が、 s の 2 次式のものをいう。

◆  2 次側(トランスの) : トランスの出力側を 2 次側という。これに対して入力側は 1 次側である。

◆  2 次局(HDLC の) : HDLC は親子式のデータ伝送システムである。親を 1 次局、子を 2 次局という。

◆  2 次元 : 直線を 1 次元、平面を 2 次元、立体を 3 次元という。

◆  2 次電子 : 固体に電磁波(X線、電子線)などを照射したときに、固体から飛び出した電子をいう。

◆  2 次電子放出効果 : 2 次電子を放出する効果をいう。

◆  2 次電池 : 充電可能な電池。これに対して普通の使い捨ての電池を 1 次電池という。

◆  2 次フィルタ : 伝達関数の分母が ラプラス変換子 s の 2 次式で表されるフィルタのこと。

◆  2 重化 : 信頼性を高くすることを目的として、同じものを 2 重に設けること。

◆  2 重コイル : 白熱電球の一種。発光効率を高くするために、フィラメントを 2 重のコイルにしたもの。

◆  2 重積分形 AD コンバータ : AD コンバータの 一機種。入力電圧を一定時間積分し、次いで、一定の基準電圧で逆方向に電圧がゼロになるまで積分し、その時間を AD 変換値とする AD 変換方式。

◆  2 自由度制御 : 一つの制御変数に対して、制御演算式を 2 セット設け、外乱に対する応答と、目標値変化に対する応答の両方を、共に最適化する制御手法。

◆  2 次ローパスフィルタ : ローパスフィルタの一種。伝達関数の分母が ラプラス変換子 s の 2 次式で表されるフィルタ

◆  2 象限の除算(アナログ演算の) : アナログ演算 IC による除算において、除数には極性(正/負)が無く、被除数の極性が出力に反映される除算方式。

◆  2 乗(アナログ演算の) : アナログ演算 IC による 2 乗演算。乗算回路を用いて演算できる。

◆  2 乗誤差面積 : 偏差(誤差)の 2 乗を加算してその平方根によって求めた平均値。平均 2 乗誤差ともいう。

◆  2 進カウンタ : 2 進数によるカウンタ。カウンタには、10 進カウンタもある。

◆  2 進数 : 1 ビットが 1 桁の数の体系。1 桁の数は、0 と 1 しか無いから、0、1、の次は、桁上がりして、10 (10 進数の 2)となる。

◆  2 進法 : 2 進数をベースとする数の体系。0、1 の次は、桁上がりして、10(10 進数の 2 )となる。

◆  2 線式 : 抵抗温度計の配線方式の一つ。配線本数が 2 本で、最も少ない。ただし、配線長さが長いと誤差が大きい。この他に、3 線式、4線式があり、この方が、誤差が小さい。

◆  2 値ディジタル : ディジタルは、アナログに対する言葉で、1 つ、2 つと数を数える量である。ディジタルの数には、2 進数10 進数とがある。2 進数は、0 と 1 との 2 値をとる数である。

◆  2 値変数 : 2 つの値を取る変数で、2 進数を意味することが多い。しかし、2 値を取るものであれば、2 進数には限定されない。

◆  2 電源方式 : オペアンプの電源方式の一つ。+ と− の 2 つの電源によって動作する方式である。オペアンプの電源には、この他に、1 つの電源で動作する 単電源方式 がある。

◆  2 の補数 : 負(マイナス)の数の表現方式の一つである。マイナスの数を 2 の補数で表現すると、算術演算を単純化することができる。

◆  2 変数系 : 2 入力 / 2 出力からなる制御対象のこと。

◆  360 進 : 角度を 0〜360 °で表す方式。角度は このほか ラジアン(rad)で表す方式がある。

◆  32 ビットパソコン : ワード長さが 32 ビットのパソコン。パソコンの性能は、パソコンのワード長さで代表される。32 ビットパソコンは、最も一般的なパソコンのワード長さである。

◆  64 ビットパソコン : ワード長さが 64 ビットのパソコン。パソコンの性能は、パソコンのワード長さで代表される。64 ビットパソコンは、高性能なパソコンである。

◆  3.5 G : モバイルデータ通信の変遷を世代で表したもの。第 3 世代(3G)と、第 4 世代(4G)との中間時期を 3.5G という。現在は、3.5 G である。おおざっぱに伝送速度で表すと、3 G は、2 M ビット/秒程度までの世代である。これに対して、3.5 G は、数十 M ビット/秒である。

◆  3 G : モバイルデータ通信の変遷を世代で表したもの。現在は、3 G を通り越して、第 3 世代(3G)と、第 4 世代(4G)との中間時期3.5 G である。おおざっぱに伝送速度で表すと、3 G は、2 M ビット/秒程度までの世代である。これに対して、3.5 G は、数十 M ビット/秒である。

◆  3 原色 : 基本的な 3 つの色をいう。全ての色は、この 3 原色を混ぜ合わせることによって、作り出すことができる。なお、3 原色には、発光体が発光する色についての 色光の 3 原色と、照明された受光体の色についての 色料の 3 原色とがある。

◆  3 次遅れ : 遅れとは、入力信号に対して出力信号が、時間的に遅れる現象である。この遅れにおいて、伝達関数の分母がラプラス変換子 s の 3 次式で表されるものを、3 次遅れという。

◆  3 次元 : 直線を 1 次元、平面を 2 次元、立体を 3 次元という。

◆  3 次元計測用ディジタイザ : 高精度、大形のタブレット(平面上の位置を計測する装置)を ディジタイザという。そのディジタイザを 3 次元化した装置をいう。

◆  3 次フィルタ :  伝達関数の分母が ラプラス変換子 s の 3 次式で表されるフィルタのこと。

◆  3 次ローパスフィルタ : ローパスフィルタの一種。伝達関数の分母が ラプラス変換子 s の 3 次式で表されるフィルタ。

◆  3 線式 : 抵抗温度計の配線方式の一つ。配線本数が 3 本必要であるが、配線の抵抗に起因する誤差を小さくすることができる。2 線式は、配線本数は最小であるが、配線による誤差が大きいので、短距離用である。

◆  3 相交流 ; 交流の一種。動力用として広く使用されている。3 本の配線に、位相が互いに 120 °異なる正弦波の電流を流す。

◆  3 相誘導電動機 : 最も広く使われている電動機が、誘導電動機である。その誘導電動機の中で、最も多いのが、3 相かご形誘導電動機である。3 相誘導電動機は、誘導現象を利用した電動機で、ほぼ、電源周波数に比例して回転するが、すべりがあり、若干遅く回転する。

◆  3 端子レギュレータ : DC 電源装置用の、シリーズパスレギュレータ IC の一種。小容量電源用として、広く使われている。

◆  35 mm フィルム : 写真用フィルムの一種。元々は、映画用のフィルムである。画面サイズは、24mm × 36mm である。

◆  100 BASE-T : LAN ケーブルの規格の一つ。LAN は、広く使われている高速伝送システムである。100 BASE-T は、伝送速度100 M ビット/秒までの LAN に使用する。

◆  106 キーボード : パソコンなどに使用する標準的な日本語キーボードの一種。キー数が 106 個ある。英語用の 101 キーボードに、日本語変換に必要なキーを追加してある。

◆  109 キーボード : パソコンなどに使用する標準的な日本語キーボードの一種。106 キーボードに、若干のキーを追加したもの。

◆  109A キーボード : パソコンなどに使用する標準的な日本語キーボードの一種。109 キーボード改良したもの。

◆  112 キーボード : パソコンなどに使用する標準的な日本語キーボードの一種。109A キーボードに、キーを追加したもの。

◆  1000 BASE-T : LAN ケーブルの規格の一つ。LAN は、広く使われている高速伝送システムである。1000 BASE-T は、伝送速度 1 G ビット/秒までの LAN に使用する。

◆  4000 シリーズ : CMOS ファミリの一種。RCA 社が開発した、最初の CMOS ファミリである。現在広く使われている CMOC ファミリ(たとえば HC シリーズ)との互換性は無い。しかし、HC シリーズなどと異なり、15 V までの、高い電源電圧で使用できるので、現在でも使用されている。

◆  4004 : 世界で始めて開発されたマイコンである。日本のビジコン社が、インテル社に開発を委託して、開発した。

◆  4500 シリーズ : CMOS ファミリの一種。RCA 社が開発した 4000 シリーズに、モトローラ社が追加した機種である。

◆  4 象限の乗算器 : アナログ演算 IC の乗算回路。出力の符号(正/負)が、全て正しい 乗算を行うもの。

◆  4 線式 : 抵抗温度計の配線方式の一つ。配線本数が 4 本必要であるが、配線による誤差が発生しないので、とくに高精度を要する場合に使用する。

◆  4 色帯(抵抗のカラーコードの) : 抵抗の抵抗値などを色で表したもの。4 本の帯を使用するものを、4 色帯という。このほかに、5 本の帯を使用する 5 色帯がある。

◆  4 層基板 : プリント基板の配線層が、4 層で構成されるプリント基板。通常、電源層が 1 層、グラウンド層が 1 層、信号配線が 2 層の、計 4 層からなる。

◆  5.1 サラウンド方式 : 左右 2 つのスピーカを使用して、立体的な音響を実現するのが、ステレオである。これに対して、正面に 1 つ、前方左右に各 1、後方左右に各 1 の、合計 5 個のスピーカを配置する方式を、5.1 サラウンド方式という。

◆  5 感 : 視覚聴覚触覚嗅覚味覚の 5 つの感覚を、5 感という。

◆  5 色帯(抵抗のカラーコードの) : 抵抗の抵抗値などを色で表したもの。5 本の帯を使用するものを5 色帯という。このほかに、4 本の帯を使用する 4 色帯がある。

◆  5 針式電信機 : 電信機の一種。5 本の針があり、その針の指し示す方向によって、文字を表す。電信が使い始められた、初期の製品である。

◆  5 大機能(コンピュータの) : コンピュータの機能は、演算機能、記憶機能、制御機能、入力機能、出力機能の 5 つ からなる。これを、コンピュータの、5 大機能という。

◆  50 Ω系(同軸ケーブルの) : 汎用の同軸ケーブルは、その特性インピーダンスによって、2 つの系統がある。その一つが、50 Ω系である。他の一つは、75 Ω系である。

◆  75 Ω系(同軸ケーブルの) :  汎用の同軸ケーブルは、その特性インピーダンスによって、2 つの系統がある。その一つが、75 Ω系である。他の一つは、50 Ω系である。

◆  741 : 汎用オペアンプの初期の製品。素子は、バイポーラトランジスタである。

◆  8 ミリビデオ : 幅が 8 mm のテープを使用するビデオカメラ。初期のビデオカメラである。録画はアナログである。現在のビデオカメラは、ディジタル録画になっている。

◆  8 ミリフィルム : 幅が 8 mm のフィルム。スーパー 8 フィルム、シングル 8 フィルム、ダブル 8 フィルムの 3 種類あり、互換性は無い。現在では、ビデオになっており、8 ミリフィルムは、あまり 使われていない。

◆  802.11a : ワイヤレス LAN の規格。伝送速度は 54 Mbps である。ワイヤレス LAN の規格には、この他、802.11b、802.11g がある。

◆  802.11b : ワイヤレス LAN の規格。伝送速度は 11 Mbps である。ワイヤレス LAN の規格には、この他、802.11a、802.11g がある。

◆  802.11g : ワイヤレス LAN の規格。伝送速度は 54 Mbps である。ワイヤレス LAN の規格には、この他、802.11a、802.11b がある。

◆  80:20 の法則 : 80:20 の法則は、パレートの法則ともいい、経済活動において、全体の数値の大部分(約 80%)は、全体を構成するうちの一部分(約 20%)の要素が生み出している という説である。なお、法則と呼んでいるが、本来の意味の法則ではなく、経験則である。具体例として、「商品の売上高の 8 割は、全商品銘柄のうち 2 割で生み出している」がある。また、80:20 の法則で言う 20% だけが重要であって、残りは重要でないという説明がなされている例があるが、これは、本来のパレートの法則の論旨とは、無関係である。

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