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[ 名 前 ] シミズ | [ 題 名 ] 市販ゼロ波動装置について | |
[ 質 問 ]
全くの素人ですので、愚かな質問かもしれませんがよろしくお願いしま
す。
ゼロ波動発生装置というものが市販されています。反対方向の2つ のコイルに電流を流して波動ゼロの場を作るとなっていますが、このよ うなものは電磁波防止や、人体への波動によい影響を与えるという効能 書きのとおりなのでしょうか? |
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[ 回 答 ]
ゼロ波動装置なるものを知りませんので、インターネットで検索して見ました。ゼロ波動装置という名称ではありませんが、該当すると思われるものが、あります。また、ゼロ波動で検索できました。
その結果ですが、科学的に信用できるものでは無さそうです。 今、マイナスイオンが流行です。マイナスイオンそのものは、科学的に実在します。しかし、その効果については、必ずしも科学的な根拠は無いようです。 これに対して、ゼロ波動は、ゼロ波動そのものが、はっきりしません。 |
[関連投稿No] | [関連章節No] 16.(3-D) | [種別] 質問 |
[ 名 前 ] yumi | [ 題 名 ] 高次フィルタ回路について | |
[ 質 問 ]
初めて投稿させていただきます。この Web は回路の勉強をはじめて 1 ヶ
月の私にも分かりやすく、とてもありがたく拝見させていただいており
ます。
(1) さて、16.(3-D) の 2 次ローパスフィルタ回路の説明でカットオフ周波数 fc Q についての式がありますが、似たような回路([図.22] の回路 C2 がグラウンドに接続)で私の知っている式 fc=1/2πR1√C1C2 (うまく書けなかったので直して頂ければ…) とはどう違うのでしょうか? (2) また、[図.23] のように同じカットオフ周波数で波形が変わるということ ですが、そうすると[コラム1]にあるカットオフ周波数の定義に沿わないもの もあるのではないでしょうか? この定義は1次フィルターの場合にのみあては まる定義なのでしょうか? 初歩的な質問で申し訳ありませんがよろしくお願い致します。 |
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[ 回 答 ]
(1) 講座の式は、ミスプリントで、2π が抜けていました。したがって、違いは R1 と √R1 R2 の差になります。貴方が知っている式は、多分 R1 = R2 なのではないかと思います。
なお、似たような回路([図 22] の回路 C2 がグラウンドに接続) となっていますが、図 22 の下側の配線は、一般に、独立した線ではなく、グラウンドであることが多いのです。したがって、回路上貴方の知っている回路と、図 22 とは、同一回路と考えて差し支えありません。 (2) フィルタが真に理想的な特性を持っているならば、[コラム 1] の 2 番目の図のように、通過域と阻止域とは、はっきり分かれ、カットオフ周波数も明確です。しかし実際には、周波数特性は、だらだらと変化します。このはっきりしないものを無理やり定義するわけです。したがって、フィルタの特性に応じてカットオフ周波数を定義します。1 次フィルタと 2 次フィルタとでは、定義が異なります。 また、定義を決めてしまうと、場合によっては、カットオフ周波数という意味からは、外れたところに、なってしまうことがあります。たとえば、2 次フィルタで、Q = 0.2 では、定義された周波数よりも低いところの方が感覚的には合います。しかし、いったん定義すれば、定義の場所がカットオフ周波数です。 [注] 質門とは直接関係ありませんが、半角カナ文字(質問中で貴方が使ったカタカナ、文字幅が狭い)は、原則として使わない方が良いです。とく、インターネットに関連した場所では、文字化けの恐れがあります。ご質問の文章は、これに関しては訂正してあります。 |
[関連投稿No] 47 | [関連章節No] 16.(3-D) | [種別] 質問 |
[ 名 前 ] yumi | [ 題 名 ] 高次フィルタ回路について | |
[ 質 問 ]
回答して頂きありがとうございました。さらに質問させてください。
16.(3-D)のQの式についてですが、ここではローパスフィルタとなって
いますがハイパスフィルタも同様の式で求められるのでしょうか?
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[ 回 答 ]
同じ式です。
なお、蛇足ですが、ローパスフィルタも、ハイパスフィルタも、同一構成であることが前提です。回路構成が異なれば、式も異なります。 |
[関連投稿No] | [関連章節No] 14.(4)、10 | [種別] 質問 |
[ 名 前 ] 金子 | [ 題 名 ] FFの誤動作 | |
[ 質 問 ]
私が設計、製作した装置でのことです。
スイッチのON,OFFの判定にFFを使用しているのですが、 外部の機器のバルブ等のON,OFFに同期してスイッチがONからOFFに変わ ってしまいます。 FFの後にも論理回路を組んでいるのですが、装置の動きからしてFFの誤 動作ではないかと考えています。 電源系の構成はAC電源→ソケット型フィルタ→ヒューズ→スイッチ→ SW/REGとなっています。 SW/REGのAC入力側にはバリスタを入れています。 どのようにしたらノイズを防ぐことができますか? |
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[ 回 答 ]
(1) FF(フリップフロップ)は、ゲートと比べると、ノイズには弱い性質を持っています。したがって、十分なノイズ対策が必要です。
ご質問には、回路構成等が記載されていませんから、具体的な問題点を指摘することはできません。一般論として回答します。 (2) FF の本質的な弱さは、バッファによって防ぐことができます。ただし、素子として CMOS を使用しているときは、CMOS 素子の内部で、この対策が取られています。したがって、自分でゲートで FF を作っていない限り、この問題ではありません。 (3) 次に考えられるのは、問題となっている FF が、とくにノイズを受けやすい環境になっていることです。この問題は、フィルタの使用や、FF 周囲の配線などの具体的な状況が分からないと検討できません。様々な状況が考えられますが、たとえば、スイッチの出力と FF の入力との間のノイズフィルタが無いか、有っても不十分であるために、スイッチのノイズを FF がまともに受けていることも考えられます。 スイッチ入力におけるフィルタの一例を下図に示します。フィルタの時定数は、スイッチのチャタリング(バタツキ)を補償する十分な大きさが必要です。図のインバータはシュミットトリガを使用する必要があります。
また、FF のパスコンが不十分であれば、DC 電源からのノイズが考えられます。
(4) ご質問で、とくに AC 電源に触れておられます。AC 電源からのノイズを疑っているのだと思いますが、ご質問の電源構成は、一般的なものであり、とくに問題は無いと思います。ただし、SW/REG (スイッチングレギュレータ(スイッチング電源))は、強力なノイズ源ですから、SW/REG 周りのノイズ対策を十分に取っていることが前提です。 (5) また更に、ノイズ問題は、回路構成ではなく、配線の引き回しが大きく影響します。たとえば、10.図.12、15.(4-B)、下図など。
配線の基本は、ノイズが多いものノイズに弱いものは最短とし、ノイズが少ないものノイズに強いものを長く引くことです。とくに、上図のようにノイズの加害者と被害者とを並行して引くことは禁物です。
(6) 電気的に浮いたところ作らないことも、重要です。付近に浮いたところがないか、チェックしてください。 |
[関連投稿No] | [関連章節No] 9. | [種別] 質問 |
[ 名 前 ] 橋本 | [ 題 名 ] アースのノイズ測定方法 | |
[ 質 問 ]
お世話になります。初めて質問せさて頂きます。
電源(コンセント)の所にアース線を引っ張ってつないでいるのですが、 そのアース線にノイズが発生しているみたいです。現在はオシロスコー プでアース線を測定していますが、正しく測定方法及び測定機器を教え ていただけますでしょうか? あまり電気に関して詳しくなく、説明が不十分かもしれませんがよろし くお願いします。 |
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[ 回 答 ]
(1) ご質問のような場合、先ず第一に使用するのは、オシロスコープで良いと思います。オシロスコープで測定した結果によって、さらに詳細に調べる必要が生じたら、別の測定器が必要になるかも知れませんが。
(2) 現在は、オシロスコープでアース線を測定してるとのことです。とすると、オシロスコープローブの測定側の端子を、測定したい場所(この場合アース線)に接続しているのだと思います。このとき、オシロスコープの基準側の端子はどこに接続しているのですか? 一般に、電圧(電位)を測るときは、電圧(電位)の基準になる場所からの電圧(電位)を測定します。そして、その基準点は、通常、グラウンドです。ところが、ご質問の場合、その測定したいところが、基準点の筈のグラウンド(アース)です。 いま、計ろうとしているグラウンド以外に、どこかそれ以上に電位の安定したところがあれば、そこを基準点にします。もし、そのような場所があれば、それを使用してください。しかし、多分そのような場所は無いでしょう。この意味では、真の測定はできません。 (3) 「アース線にノイズが発生しているみたい」とありますが、このよに判断した理由は何でしょうか。何らかのトラブルが発生しているのでしょうが、そのトラブルの原因が、「アース線にノイズが発生している」のかどうかは、分かりません。 (4) ご質問からは、具体的に、どんなj機器を使用し、どのよに配置され、配線されているのか分かりません。また、トラブルの具体的な内容もわかりません。貴方が断定するのではなく、客観的な状況を示して、再質問してください。 |