B5判 291ページ
発行日 1991年11月(初版)
著者 宮崎誠一
発行所 システム総研
● 今やエレクトロニクスの時代です。電子機器は、民生用、産業用を問わず広く随所に使われています。また電子回路は、各種の電気製品や機械製品に組み込まれています。
● この便利な電子機器、電子回路にも大きな泣き所があります。ノイズに弱く、ノイズによって誤動作してしまうことです。
● 電子機器、電子回路はノイズに対して被害者であると同時に、加害者にもなり得ます。電子機器、電子回路のノイズ問題は、加害(EMI)、被害(イミュニティ)の両面を総合して対策を講じることが必要です。
● この本は、電子機器、電子回路のEMC、すなわちノイズ対策について総合的に解説します。
● この本は、先に出したデータ伝送Q&A 101問と同様に、Q&A形式にまとめたものです。この本をベースに、さらに内容を大幅に拡充したものが、最新 ノイズ対策実用マニュアル(新技術開発センター)です。
1 ノイズ対策の基礎
1.1 ノイズとは
1.2 ノイズとそのモード
1.3 ノイズ対策の基本
2 電源グランドのノイズ対策
2.1 AC電源のノイズ対策
2.2 DC電源のノイズ対策
2.3 グランドとアースのノイズ対策
3 ケースとケース内配線のノイズ対策
4 プリント配線基板内のノイズとその対策
4.1 プリント基板内の電源とグランド
4.2 プリント基板一般
5 回路技術によるノイズ対策
5.1 ディジタル回路
5.2 アナログ回路
5.3 インターフェース回路
5.4 アナログ〜ディジタル(A〜D)変換回路
6 伝送におけるノイズ対策
6.1 電気式伝送
6.2 光ファイバ伝送
6.3 伝送誤りと伝送誤り制御
7 ソフトウェアによるノイズ対策
8 ノイズ対策部品と材料
8.1 ノイズ対策部品
8.2 ノイズ対策部品の使い方
8.3 ノイズ対策用材料
9 ノイズ測定とノイズ・シミュレータ
10 EMCとノイズ規制