洗足池の動物、といっても、動物園があるわけではありませんから。鵜を除いては、特に変わったものは住んでいません。ほとんどが鳥類です。
各々の写真をクリックすれば、拡大写真が見られます。
洗足池で、唯一珍しいのが「う(鵜)」です。放してやったのか、それともどこからか飛んできて、住み着いたのかは分かりません。
2羽いるようですが、通常見かけるのは1羽です。上記の写真のように、時々池月橋の傍の杭のところに、止まっています。
潜水するところは、滅多に、お目にかかれません。
実は、鵜と知ったのは、たまたま潜水するところに、お目にかかったからです。
それまでは、「ちょっと変わった鳥がいる」ぐらいに思っていました。
潜水した後、時々大きく羽を広げます。
鵜には、海鵜、河鵜、姫鵜の3種類あります。鵜飼に使用するのは海鵜です。
この鵜が、この鵜がどの種類に属するのかは分かりませんが、多分、河鵜と思います。
軽鴨の親子は、第1回で紹介しました。
洗足池に住んでいる水鳥では、「かるがも(軽鴨)」は最も大勢です。これは、集団で散歩です。もしかすと、例の親子かもしれません。
なお、冬には渡り鳥がやってきて、賑やかになります。
「あひる(家鴨)」も僅かですが住んでいます。
家鴨よりも、もっと大きな白い鳥、白鳥は、本物はいませんが、洗足池には、白鳥の形をしたボートがあります。
「はと(鳩)」もたくさんいます。鳩は、池を訪れる人にとっては、かわいい人気者です。
しかし、公園の管理者にとっては、害鳥です。橋の欄干も鳩の糞で汚れ、時折掃除しなければなりません。
「からす(烏)」もたくさんいます。一斉に鳴きだすと、騒然とします。
写真に撮ることも、ないと思いましたが、「鵜のまねをする烏」の格言を思い出して、載せることにしました。
数の上で圧倒的に多いのは、「こい(鯉)」です。
これは、撒いた餌を争って食べているところです。
餌に向かってジャンプする瞬間を捕らえようと思いましたが、なかなか、うまく撮れません。
真鯉も群がっていますが、写真では目立ちません。
最後に一つだけ植物を添えます。「まこも(真菰)」です。
水生植物園には、葦などの稲科の水生植物が、各種植えられています。
その中で、最も特徴のある穂を持っているのが、真菰でしょう。
これで織った「むしろ」が本当の「菰」です。現在では、ほとんどが藁、さらにはプラスチックになっています。