A5判 199ページ
発行日 1988年10月(初版)
著者 宮崎誠一
発行所 CQ出版
● 通信は、ビル内や事業構内を対象としたローカルと、電話網やISDNなどのブロードとに分けられます。宮崎誠一は、マイクロコンピュータ・データ伝送の基礎と実際(1984年)や、データ伝送技術 実用ノウハウのすべて(1991年)など、ローカルかつハードウェアの技術を中心としたデータ伝送の実用書を著しています。
● この本は、上記の2冊と重複しない、ブロードかつソフトウェアの技術を中心としてまとめたものです。時期的には、上記の2冊の中間で発行しています。
● 以下、この本の前書きから抜粋して紹介します。
● ・・・ データ通信に関する図書も多く出版されています。一般常識的なもの、実際に通信を行うのに役立つものなど、各種あります。しかし、これらは利用できる通信手段の中身にはあまり触れていません。
● 中身は何も知らなくても通信を利用することは可能です。しかし、中身がどうなっているか、覗いて見るのも興味あるところです。中身についての解説書はあります。ただし、それらは専門書です。手軽には読めません。
● この本は、パソコン通信など、比較的簡易なデータ通信で利用するブロード通信について、中身に触れたやさしい解説を行います。