九品仏を訪ねて見ました。九品仏は、東急大井町線九品仏駅の、すぐ北側です。九品仏は、かなり離れていますが、ここを源流とする九品仏川は、宮崎技術研究所の近くで呑川に合流しています。
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駅を降り踏切を横切ると、すぐ十字路で、参道へは、その角から入ります。
9体の仏像があることから、九品仏と呼ばれていますが、正式の名は、浄真寺です。
両側を木に囲まれた参道を行くと、山門です。
右手には、九品仏の名がある札が掛かっています。
です。
山門を潜ると仁王門です。
門の前に見事な公孫樹の大木があります。この右側の木は、都の天然記念物に指定されています。
また、写真は示しませんが、境内には、同じく都の天然記念物である、かやの大木があります。
本堂の向かい側に、お堂が 3 つ並んでいます。
これが三佛堂で、阿弥陀如来像が三体づつ安置されています。
九品仏の名の由来です。
本堂の脇に、鷺草園があります、鷺草は、極めて珍しい草で、他には無いようです。花の形から名付けられられたものです。
ただし今は季節ではないので、見られません。
その代わり、鷺草とは別の隅に、見事な半夏生の群落があります。
九品仏の裏手に、九品仏川の源流があります。猫じゃらし公園という名がついています。
今は緑地ですが、以前は沼地で、それを埋め立てて作った公園です。
流れ(ただし人工)はここだけで、下流はずっと埋め立てられ、九品仏川緑道になっています。
ちょうど梅雨の雨上がりです。緑道沿いの木の葉です。
雨が露になって残っています。
緑道沿いの一こまです。始めのうちは狭かった道も、この辺では広くなっています。
ふようの花が随所に見られます。
九品仏川は、東急の自由が丘駅付近で、先ず大井町線を、次いで東横線を跨ぎます。
ここは、大井町線と東横線との間です。ちょうどこの辺は大井町線の車庫になっています。
自由が丘は、渋谷、横浜は別として、東横線随一の商店街です。
緑道とは言っても、中央に桜並木はありますが、両側に商店のビルが並んでいます。
東横線を超え、さらに商店街を過ぎると、再び緑道らしさを取り戻します。
桜並木です。呑川は、本流も、支流も、多くが桜並木です。