著書の紹介

情報の科学と計装


本の表紙

A5判 301ページ
発行日 昭和48年12月(初版)
著者 宮崎誠一
発行所 工業技術社


内容の紹介

● この本の前書きを抜粋して紹介します。

 ★ 次の時代は脱工業化社会であり、情報化社会であるといわれている。
 ★ ・・・ このように計装は、時代と共に発展し、その範囲を拡大してきたが、いずれにしても計装は情報のシステムである。したがって情報の立場から計装をとらえる必要がある。
 ★ ・・・ 表題は《情報の科学と計装》ということになっているが、決して難しい情報理論などをもちだすのではなく、気軽に読んでいただけるように考えた。
 ★ 本書はこの意味で、コンピュータの初歩的入門(第3章)も含んでいる。そのほか読者によっては常識の部分も多いと思われるが、計装をこのような立場から概観した図書はまだないと思う。
 ★ ・・・ とにかく一度気軽に読んでみて頂きたい。


目次


1. 序論
  1.1 情報と計装
  1.2 情報の歴史
2. 計装の意義と移り変わり
  2.1 計装の第1段階(計測)
  2.2 計装の第2段階(自動化と集中管理)
  2.3 計装の第3段階(情報処理の自動化)
3. 電子計算機のしくみ
  3.1 電子計算機と計装
  3.2 電子計算機の構成
  3.3 電子計算機における情報の符号化
  3.4 ハードウェア
  3.5 ソフトウェア
4. 検出および伝送
  4.1 概要
  4.2 検出
  4.3 伝送
5. 表示と操作
  5.1 概要
  5.2 指示
  5.3 記録
  5.4 パネルデザイン
  5.5 警報
6. 化学プラントとシステム
  6.1 大規模なシステムとシステム工学
  6.2 科学プラントの特徴
  6.3 科学プラントの情報システム
  6.4 最適化
7. 計算機制御システム
  7.1 計装とコンピュータ
  7.2 計算機制御システムの構成
  7.3 ハードウェア
  7.4 ソフトウェア
8  おわりに
  8.1 計装とは
  8.2 対象プロセスのシステム化と計装
  8.3  メカニカルおよびビジネスオートメーションと計装
  8.4 計装と無人化



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